ロジクール(Logicool) MX ERGO S MXBT2の完全ガイド 基礎知識から口コミまで徹底解説

マウス

本記事の目的

 ロジクール社製MX ERGO S MXBT2のトラッキングボール型マウスについてお伝えします!

本記事の結論

 MX ERGO S MXBT2は7年ぶりにアップデートされたロジクール最高峰のトラックボール型マウスとして、静音性・USB-C充電・角度調整機能・高度なカスタマイズ性を兼ね備えたプロフェッショナル向けの優れた製品。高価格帯だが長時間のPC作業を行うユーザーには投資価値の高い製品。

トキちゃん
トキちゃん

本記事ではMX ERGO S MXBT2について説明するね!

ここからの記事はロジクール社のトラッキングボール型マウスの最上位モデルであるMX ERGO S MXBT2について説明していきます。

トラッキングボール型マウスとは?

トラッキングボール型マウスとは、デバイス自体を動かすのではなく、表面にあるボールを指で操作することでカーソルを移動させるマウスです。一般的なマウスとは逆の構造で、「ボール式マウスを逆さまにしたような構造」と説明されることがありますが、正確には光学センサーがボールの回転を読み取ってカーソル移動を検知する仕組みです。

トキちゃん
トキちゃん

トラッキングボール型はあまりなじみがない人が多いかもしれないね!

トラッキングボール型マウスについての詳細記事は下記になりますので、マウスの特徴やおすすめメーカーが気になる方は是非参考にしてみて下さい!

MX ERGO S MXBT2ってどんな製品?

ロジクールのMX ERGO S MXBT2は、7年ぶりにフルモデルチェンジされた親指操作タイプのトラックボールマウスの最高峰モデルです。USB-C充電対応、静音クリック、角度調整機能、高度なカスタマイズ性が特徴のプロフェッショナル向け製品です。

トキちゃん
トキちゃん

MX ERGO S MXBT2の特徴5選について説明するね!

特徴1.M575SPから進化したエルゴノミクスデザイン

MX ERGO S MXBT2は人間工学(エルゴノミクス)に基づいたデザインが施されており、マウスが三日月型形状になっています。別モデルのM575SPにもエルゴノミクスデザインが採用されていますが、MX ERGO S MXBT2はマウス傾斜を0°または20°の2段階角度に調整することが可能です。よりユーザーに適した構造にすることで疲労を軽減できます!

特徴2.静音クリック機能

MX ERGO S MXBT2は旧モデルMX ERGO MXTB1と比較してクリック音が80%軽減されているため、オフィスや自宅での集中を妨げることなく作業を行うことができます。

特徴3.カスタマイズ機能

MX ERGO S MXBT2はLogo Options+アプリに対応しており、このアプリによってマウス設定を細かくカスタマイズすることができます。具体的には下記4つのカスタマイズが可能となり、ユーザーの作業スタイルに合わせた最適な環境を整えることができます。

4ボタン(進む/戻る/ミドルクリック/DPI)への機能割り当て

MX ERGO S MXBT2には通常の左クリック/右クリックのボタンに加えて、カスタマイズ可能な4つのボタンがあります。進む/戻るやミドルクリックおよびDPIのボタンがカスタマイズ可能で、ユーザーはLogi Options+を使用してこれらのボタンに特定のショートカットや機能を割り当てることができ、作業効率を劇的に向上させることができます!

ポインタの速度調整

Logi Options+を通じてポインタ速度の設定を0%~100%の範囲で調整することができます。特にトラッキングボール型マウスは従来マウスとは異なる操作感があるため、適切なポイント速度の設定により快適な作業が可能になります。

ジェスチャーボタン設定

MX ERGO S MXBT2はジェスチャーボタン設定にも対応しています。特定のボタンを押しながらカーソルを動かすことで割り当てたアクションを実行することができます。複雑な操作をジェスチャーボタンにより簡略化することで、より効率的に作業を進めることが可能となります。

水平スクロール

MX ERGO S MXBT2は水平スクロールにも対応しています。DPIボタンを押しながらホイール(ミドルクリックボタン)を回転させることで水平方向へのスクロール移動が可能となります。こちらの機能は別モデルM575SPには搭載されておらず、MX ERGO S MXBT2のオリジナル機能となっています。

特徴4.デュアル接続方式とEasy-Switch機能

MX ERGO S MXBT2は操作対象のデバイスに対して下記2種類の接続から選択できるデュアル接続方式となっており、多様なデバイス環境に合わせて方式を選択できます。さらにEasy-Switc機能によりリペアリングをすることなくボタン1つで2台の操作対象デバイスを切り替えることが可能となっています。

Bluetooth5.0

MX ERGO S MXBT2はBluetooth 5.0に対応しており安定した無線接続が可能です。Bluetooth接続は、特にワイヤレス環境での利便性を高め、デバイスとの距離が離れていてもスムーズに操作できます

Logi Bolt USBレシーバー(2.4GHz)

Logi Bolt USBレシーバーを使用した2.4GHzのワイヤレス接続にも対応しています。この接続方式は他の電波の干渉を受けにくく、混雑した無線環境での使用に適しています。また企業のセキュリティ要件にも対応しています。

Easy-Switch機能

MX ERGO S MXBT2はEasy-Switchボタンがあり、このボタンで2台の操作対象デバイスを切り替えることが可能です。この機能は別モデルM575SPには搭載されておらず、MX ERGO S MXBT2のオリジナル機能となっているため、複数デバイス切替に魅力を感じている方はMX ERGO S MXBT2の購入をご検討ください!

特徴5.USB-TypeC高速充電対応

MX ERGO S MXBT2は乾電池タイプではなくUSB-TypeCによる充電方式となっています。500mAhのリチウムバッテリーが搭載され、フル充電で最大120日間の使用が可能です。
また1分間の充電で24時間使用可能であるため緊急時にも安心して使用できます。

他社製品との差別化ポイント

MX ERGO S MXBT2の他社製品に対する差別化ポイントは下記4点になります。他社製品比較の参考にしてください!

カネくん
カネくん

他社製品も良いけどMX ERGO S MXBT2も魅力的だよね♪

他社製品との差別化ポイント
  1. 静音性の高さ
    ・他社製品と比較して圧倒的に静か
    ・オフィスや図書館での使用に最適
  2. 優れたカスタマイズ性
    ・Logi Options+による豊富なカスタマイズオプション
    ・ジェスチャーボタンや各アプリごとのショートカット機能の設定
  3. 安定した接続性
    ・Logi Boltによる電波干渉の少ない接続
    ・BluetoothとUSBレシーバーのデュアル接続方式
    ・Easy-Swicth機能による複数デバイス間の操作切替
  4. 角度調整機能
    ・0°/20°の2段調整機能は他社にない独自機能

旧モデルMX ERGO MXBT1との違い

旧モデルMX ERGO MXBT1に対しての変化点は主に4点で、静音性やデバイスとの接続安定性の向上および充電方法が変化しています。

旧モデルMX ERGO MXBT1との違い
  1. Good変更点
    ・静音化:クリック音が大幅削減 (80%)
    ・接続安定性向上:Logi Boltによる安定的な無線接続
    ・USB-TypeC充電:Micro USBからの変更による利便性向上
  • Bad変更点
    ・充電ケーブル非付属:環境配慮による付属品削減
カネくん
カネくん

クリックノイズって意外と気になっちゃうから静音機能の搭載はありがたいね!

トキちゃん
トキちゃん

外見では新旧モデルの判別は難しいから購入時には型番【MXBT2】を確認してね!

購入者の口コミ・評価

購入者の口コミ・評価として、価格帯、トラッキングボール独特の操作感、メンテナンスなどのデメリットは挙げられていますが、非常に静かでバッテリー持ちも長く、作業効率が上がり身体的な疲労も軽減できるなど好意的な口コミが見られました。

ネガティブな口コミ
  • 価格に関して17,800円はとても高価。コスパ重視なら下位モデルM575SPを推奨。
  • マウス重量259gは持ち運びには不向き。
  • トラッキングボール初心者には操作に慣れるまで時間が必要。
  • トラッキングボール清掃などのメンテナンスが少し不便。
  • 左右クリックボタン以外は静音化されていないのが残念。
ポジティブな口コミ
  • オフィスでも気兼ねなく使える静かさ。
  • 操作感はボールの滑らかさと適度な抵抗感が絶妙で使いやすい。
  • 角度調整が嬉しい。20°傾斜にすることで手首の疲労感が大幅に軽減された。
  • ジェスチャー機能で作業効率が劇的に向上した。
  • バッテリー持ちも良く、4ヶ月使用できるため充電頻度が少ない。

まとめ

MX ERGO S MXBT2に関する情報はいかがだったでしょうか?旧モデル(MXBT1)からの静音性向上、Logi Bolt対応に加えて、充電方式のUSB-TypeCへの変更によりさらに使いやすくなったロジクール社の最高峰トラッキング型マウスとなっています。

人間工学(エルゴノミクス)に基づいたデザイン設計であり、身体への負担が小さいことからデスクワーカーや在宅ワーカーなどPCを長時間使用する方に特におすすめしたい製品となっています。
高価格帯な製品ではありますが、高度なカスタマイズを求める上級者におすすめです!

また、必要な機能を絞って価格も抑えたい方にはロジクール社製のERGO M575SPがおすすめですので良ければ以下の記事を参考にしてみて下さい!

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この記事を読んでMX ERGO S MXBT2に少しでも興味がわきましたら、下記のAmazonや楽天サイトから製品価格などをご確認いただけると幸いです。

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